芸能人のヘアメイクアーティストになるには?仕事内容や向いている人を紹介 - 横浜ベルエポック美容専門学校2025年4月開校

芸能人のヘアメイクアーティストになるには?仕事内容や向いている人を紹介

将来芸能人のヘアメイクアーティストとして活躍したい!と思っている方はいませんか。しかし、どうやったら芸能人のヘアメイクアーティストになれるのかわからない、という方も少なくないでしょう。
そこで本記事では、芸能人のヘアメイクアーティストになる方法を紹介するとともに、仕事内容や年収、やりがいなどを詳しく解説します。この記事を読めば、夢が現実になる道筋が見えてくるはずです。

目次

芸能人のヘアメイクアーティストとは?

芸能人のヘアメイクアーティストは、テレビや雑誌などで活躍する芸能人のヘアメイク全般を担当する人を指します。「メイクさん」、「美粧さん」と呼ばれることもあります。
ヘアメイクアーティストは単に芸能人のヘアメイクをするだけでなく、番組や雑誌の内容にふさわしい髪形や化粧を考えて施さなければなりません。TPOに合ったヘアメイクで担当する芸能人の魅力を最大限に引き出すこと、これが芸能人のヘアメイクアーティストの仕事です。

芸能人のヘアメイクアーティストの仕事内容

続いて、芸能人のヘアメイクアーティストの主な仕事内容について解説します。

美容雑誌や広告でのヘアメイク

主な仕事のひとつが、雑誌や広告に出演する芸能人やモデルへのヘアメイクです。企画の内容やクライアントの意向をしっかりとくみ取ったヘアメイクが要求されます。また、雑誌や広告ではトレンド感が重視されるため、これから流行が予想されるヘアメイクをいち早く取り入れるセンスも必要です。

テレビやCM、映画でのヘアメイク

テレビやCM、映画の撮影場所に赴いて、出演する芸能人に作品の世界観や役柄に応じたヘアメイクを施します。担当タレントのメイク崩れを防ぐために、撮影中は常にタレントに帯同し、こまめにメイク直しを行うのも重要な仕事です。

ファッションショーやイベントでのヘアメイク

ファッションショーやイベント、ライブなどでは出演するタレントやモデルにヘアメイクを施します。舞台やランウェイで映えるように、華やかでファッショナブルなスタイルに仕上げていきます。ファッションショーの場合、衣装に合わせてヘアメイクもチェンジしなければならないため、ほかのスタッフと連携を取りながらスピーディーな対応します。

芸能人のヘアメイクアーティストの1日の仕事の流れ

芸能人のヘアメイクアーティストの1日の仕事の流れは、以下のとおりです。

  1. 必要なメイク道具を準備して、テレビ局や映画のロケ地など現場に向かう
  2. 撮影前に担当の芸能人にメイクを施す
  3. CM放送中や休憩中などにメイク直しをする
  4. 撮影終了後、メイク道具を片づける
  5. 番組制作会社や製作スタッフ、クライアントと次の仕事の打ち合わせをする
  6. 帰宅

撮影が始まるまでにヘアメイクを終了しておく必要があるため、早い時間に現場に到着しておくこともあります。また、撮影が終わるまで現場に残っておく必要があるため、帰宅が深夜になることもあるでしょう。

芸能人のヘアメイクの給料はどのくらい?

芸能人のヘアメイクアーティストの平均月収は17万円~22万円、年収にすると200万円~400万円程度だといわれています。一方、フリーランスで芸能人専属のヘアメイクアーティストになっている人のなかには、年収1,000万円を超えている人もたくさんいます。

また、有名ヘアメイクアーティストとなって自身がテレビに出演したり、ブランドを立ち上げたりすると、さらに年収は上がるでしょう。

芸能人のヘアメイクアーティストになる方法

続いて、芸能人のヘアメイクアーティストになるためのステップについて解説します。

step1:専門学校で必要な資格を取得する

まずは美容系の専門学校に進学し、ヘアメイクに関する知識やスキルを身につけましょう。美容系の専門学校では、ヘアメイクアーティストになるために必要な美容師国家資格をはじめ、さまざまな資格を取得できるカリキュラムが組まれています。
美容業界で活躍することを目指す人たちと交流が持てるため、夢をかなえるモチベーションがアップするでしょう。

step2:芸能関係の仕事を請け負うプロダクションへ入社する

専門学校を卒業したら、芸能関係の仕事を行うヘアメイクプロダクションに入社します。学校を卒業し、ヘアメイクに関する資格を取得してもすぐに就職できるわけではありません。まずは就職して、経験と実績を重ねましょう。
有名なプロダクションは人気が高く、就職の倍率も高い可能性があります。専門学校で自身のアピールポイントをしっかり磨いておきましょう。

step3:アシスタントとして技術を磨く

プロダクションに入社後は、アシスタントや見習いとして現場の仕事を覚えます。ここからが、本格的なヘアメイクアーティストとしてのキャリアのスタートです。プロのヘアメイクアーティストである先輩の仕事をアシストしながら現場の雰囲気を覚え、対応力を身につける貴重な時間です。

step4:独り立ち後キャリアを築く

現場での経験を積み、自信がついたら独り立ちしてキャリアを築くのもひとつの方法です。フリーランスになり、芸能人から指名が入るようになれば高収入につながるでしょう。そのほかにも、在籍しているプロダクションの役員になったり個人でサロンを開いたりと、多様なキャリアの選択肢があります。

芸能人のヘアメイクアーティストに必要な資格

芸能人のヘアメイクアーティストになるには、美容師免許が必須です。また、美容師免許のほかにも、取得しておくと有利な資格が多くあります。ここでは、芸能人のヘアメイクアーティストになるために必要な資格やおすすめの資格を紹介します。

【必須】美容師免許

芸能人のヘアメイクアーティストになるには、国家資格である美容師免許が必要です。「髪をカットしたりパーマを当てたりするわけではないから、美容師の免許は要らないのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、髪をセットするのにも美容師免許が必要なのです。必ず美容師免許を取得しておきましょう。

日本メイクアップ技術検定試験

スキンケアやメイクアップなど、美容に関する基礎知識があることを証明できる資格です。2004年に一般社団法人JMA(日本メイクアップ技術検定協会)によって設立されました。日本メイクアップ技術検定試験の資格取得に向けたカリキュラムを組んでいる美容系の専門学校も多いため、持っていると就職に有利に働くでしょう。

IBF国際メイクアップアーティスト認定試験

IBF国際美容連盟が認定している資格です。安全かつ正確な、国際的にシェアされているメイクを施せる人材育成を目的として設立されました。メイクの技術だけでなく理論も学べるため、科学的な知識が身につきます。資格認定者を対象に技術向上セミナーや就職サポートなど、ヘアメイクアーティストとして活動するための支援を行っているのも特徴です。

日本化粧品検定

化粧品の成分や原料、化粧品に関する法律に関する知識が問われる資格です。取得すると化粧品の成分とその働きが理解できるようになるため、目的に応じてコスメを使いわけができるようになります。芸能人は美肌にこだわっている人も多いため、その人の肌に合った化粧品を提案できることは大きな武器となるでしょう。

芸能人のヘアメイクアーティストに向いているのはどんな人?

ここからは、芸能人のヘアメイクアーティストに向いている人の特徴を紹介します。ご自身にあてはまるものがあるかどうか、チェックしてみてください。

トレンドに敏感で最新技術に興味がある人

芸能界は、流行の移り変わりが非常に激しい世界です。常に最先端の髪形とメイクを施して、最先端を走り続けられるヘアメイクアーティストほどニーズが高くなります。第一線で活躍するには、トレンドに敏感でなければなりません。また、最新のメイク技術を素早く取り入れる向上心と柔軟性も必要です。

体力がありプレッシャーに強い人

芸能人のヘアメイクアーティストの仕事は体力勝負です。重いメイク道具を持って現場を移動したり、早朝から深夜まで撮影につき合ったりしなければなりません。限られた時間のなかで満足してもらえるヘアメイクを施す必要があるため、日々プレッシャーとの戦いです。そのような現場仕事にも対応できる体力と気力のある人が、ヘアメイクアーティストに向いています。

特殊メイクなど高度なメイクにも対応できる人

ヘアメイクアーティストの仕事は、ときに特殊メイクに対応することもあります。ドラマや映画の役柄に合わせて老人のように見えるメイクをしたり、ゾンビメイクや妖怪のメイクをしたりすることもあるでしょう。最新のメイクだけでなく、特殊メイクにも柔軟に対応できる人ほど活躍のチャンスは多くなります。

コミュニケーション能力が高い人

ヘアメイクアーティストは担当する芸能人はもちろん、制作会社やクライアント、撮影スタッフやスタイリストなどさまざまな人とコミュニケーションをとらなければなりません。そのため、社交的で会話がスムーズな人ほど重宝される傾向にあります。人と話をするのが好きな人は、芸能人のヘアメイクアーティストに向いているといえるでしょう。

相手のニーズを読み取るのが得意な人

ヘアメイクの対象となる人にはどのようなメイクが似合うのかを瞬時に判断したうえで、相手の好みや要望を上手にヒアリングする力も必要です。相手のニーズを上手に読み取ってメイクに反映できる人は、芸能人のヘアメイクアーティストとして成功しやすいでしょう。

芸能人のヘアメイクアーティストで大変なこと

芸能人のヘアメイクアーティストになると、大変なこともたくさんあります。いざ働いてみて「こんなはずじゃなかった」ということがないように、どういった点が厳しいのか、またどのように対処するべきかを知っておくと安心です。

勤務時間が不規則なので気力・体力が必要

芸能人のヘアメイクアーティストは勤務時間が決まっていないため、どうしても働き方が不規則になります。早朝からのロケや深夜までの撮影もあるため、生活リズムが乱れがちです。そのほか、大きなイベントでのヘアメイクではプレッシャーを感じることもあるでしょう。
このように、ヘアメイクアーティストは体力と気力を削られる仕事ではありますが、苦労を乗り越えてやり遂げたときの達成感は何物にも代えられません。普段から体調管理に気を配ったり、うまく気分転換する方法を見つけたりして、疲れとストレスを溜めないようにしておきましょう。

人間関係が難しく感じることがある

担当する相手やクライアントによっては、厳しい要求をしてくるケースも少なくありません。また、なかには活躍をねたまれたり、ライバル視してきたりする同業者もいるかもしれません。そのような人に遭遇したときに、人間関係の難しさを感じてしまうでしょう。

しかし、そのような人は少数派です。嬉しい出会いも多いのが、この仕事の醍醐味です。トラブルを避けるためにも、普段から相手のニーズをくみ取る力とスルー力を身につけておきましょう。

芸能人のヘアメイクアーティストとして働く魅力

大変なこともある芸能人のヘアメイクアーティストという仕事には、やりがいもたくさんあります。ここからは、芸能人のヘアメイクアーティストとして働く魅力を紹介します。

成果が目に見えるので達成感がある

ヘアメイクアーティストは、自分の手で相手の魅力を最大限に引き出すのが仕事です。担当した芸能人が美しく輝く姿を見ると、喜びを感じられるでしょう。また、自身が施したヘアメイクがSNSなどで評判になるかもしれません。仕事の成果がはっきりと目に見えるため、達成感を味わえるのがヘアメイクアーティストとして働く醍醐味です。

業界内の人脈が広がる

年齢や性別を問わず幅広い芸能人を担当できるのも、芸能人のヘアメイクアーティストの魅力です。感性豊かな芸能界の人たちとコミュニケーションをとることが刺激となり、モチベーションも維持できるはずです。
また、出会いが多い職業であるため人脈も広がります。人脈が広がることで、新たな仕事のチャンスが生まれることもあるでしょう。

まとめ

芸能人のヘアメイクアーティストを目指す最短の近道は、美容系の専門学校に進学することです。最短2年でヘアメイクアーティストに必要な資格やスキルが習得できるだけでなく、希望に沿った就職先も紹介してもらえるでしょう。
横浜ベルエポック美容専門学校は、芸能人のヘアメイクアーティストを多数輩出しています。また、業界とコラボした授業も展開しているため、現場の雰囲気もいち早く体感できます。資料請求は無料です。気になる方はぜひチェックしてみてください。

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