アイリストに必須な資格は?取得方法や民間資格も紹介

アイリストになるには、美容師免許の取得が必須です。まつ毛エクステやまつげカールは、国家資格である美容師免許がなければ施術できず、無資格の施術は法律違反となります。
そこで今回は、美容師免許の取得方法や美容学校で学ぶ内容、さらに役立つ民間資格まで詳しく解説します。

アイリストに必要な資格は「美容師免許」

アイリストとして働くためには、美容師免許が法律上必須です。

まつ毛エクステなどの目元施術は高度な技術を伴い、安全性が重要視されるためです。ここでは、アイリストになるために美容師免許資格が必要な理由などを詳しく解説します。

美容師免許が必要な理由

アイリストに美容師免許が必要とされる最大の理由は、まつ毛施術が目元に直接触れる施術であり、十分な安全管理が求められるためです。

とくにまつ毛エクステでは、グルー(接着剤)や専用ツールを使用し、目元の繊細な部分に触れる機会が多くあります。施術中の衛生管理や皮膚・粘膜への配慮が欠けると、トラブルや健康被害につながる可能性が高いため、国家資格による知識と技術が義務づけられています。
また、美容師法では「まつ毛エクステは美容行為」であると明確に位置づけられているため、無資格で施術することは法律違反です。お客様の安全を守り、プロとして信頼されるためにも、美容師免許の取得は欠かせません。

美容師免許がないとできない施術の範囲

美容師免許がない場合、以下の施術は法律上行えません。

  • まつ毛エクステンション施術
  • まつ毛パーマ(まつ毛カール)
  • まつ毛に対する薬剤処理を伴う施術
  • まつ毛の長さ・角度を変える専用技術
  • 美容師法で定める「美容」に該当するすべての目元施術

これらの施術は、美容師免許を持つ者のみが行える「美容行為」とされており、無資格で提供すると前述したとおり違法行為になります。安全性を確保するためにも、必ず国家資格を取得してから施術に携わることが重要です。

アイリストに必要な美容師免許の取得方法

美容師免許を取得するには、美容専門学校などの指定養成施設で必要課程を修了し、国家試験に合格する必要があります。昼間・夜間・通信の3つの学び方があり、ライフスタイルに合わせて選択可能です。その後、学科と実技試験に合格することで美容師免許が付与されます。ここでは、美容師免許の取得方法を解説します。

STEP1.美容専門学校で受験資格を取得する

美容師国家試験を受けるには、厚生労働大臣指定の美容師養成施設に通い、必要単位を修了する必要があります。
選べる課程は昼間課程・夜間課程・通信課程の3種類です。昼間・夜間は基本2年で修了し、通信課程は約3年をかけて学びます。通学スタイルや費用、学習のペースは課程ごとに異なるため、自分のライフスタイルに合わせて選ぶことが重要です。

昼間・夜間課程

昼間課程はもっとも一般的な学び方で、平日の日中に授業を受けながら豊富な実技時間を確保できます。対面授業が中心のため、講師から直接的な指導を受けやすく、基礎から高いレベルの技術までしっかり身につけられる点が大きな魅力です。反面、学費はやや高めで通学時間も固定されるため、アルバイトとの両立が難しい場合があります。
夜間課程は夕方から授業が行われ、日中に働きたい人や高校卒業後すぐに自立したい人に向いています。学費が昼間より抑えられる学校も多いですが、授業時間が短いため、技術習得には自主学習の時間をしっかり確保する必要があります。

通信課程

通信課程は、働きながら資格取得を目指す人に適した柔軟な学び方です。教材学習とレポート提出を中心に進め、年数回のスクーリング(面接授業)で実技のチェックや技術指導を受けます。学費がもっとも安く、時間の使い方を自由に調整できることが大きなメリットです。
しかし、自宅学習が主体となるため自己管理能力が必須であり、実技時間が不足しやすい点には注意が必要です。技術習得には自分で練習環境を整えたり、美容室などでアルバイト経験を積んだりする努力が必要です。計画的に取り組むことで、働きながらでも国家資格取得を目指せます。

STEP2.美容師国家試験に合格する

美容師国家試験は、学科試験と実技試験で構成されています。学科では衛生管理、美容技術理論、皮膚科学など幅広い知識が問われます。実技試験では、カット・ワインディング・オールウェーブなど基本技術が正確に行えるかどうかが評価されます。
合格には、課題ごとの手順と仕上がり基準をしっかり理解し、繰り返し練習を重ねることが重要です。多くの美容学校では試験対策授業や個別指導が用意されているため、こうしたサポートを積極的に活用するとよいでしょう。

資格取得のために美容学校で学ぶ内容

美容師免許取得に向けて、美容学校では国家試験対策に加え、美容技術や衛生管理、カウンセリングなどサロンで働くための総合力を学びます。実習も多く、即戦力となるスキルが身につきます。

国家試験合格に必要な基礎知識の習得

国家試験の学科では、美容技術理論、衛生管理、関係法規、皮膚や筋肉の構造など幅広い内容が出題されるため、基礎知識の習得が必要です。美容学校では体系的に学べるほか、過去問題や模擬試験を通じて理解を深める機会も豊富にあります。
さらに、専門用語や技術の仕組みを理解することで実技との結びつきも自然に高まり、知識が定着しやすくなります。筆記試験は暗記中心ですが、背景を理解しながら学ぶことで応用力も身につきます。こうした学習を積み重ねることで、試験本番に自信を持って臨める土台が築かれます。

カット・カラー・パーマなど美容の基礎技術

美容学校では、カット、ワインディング、オールウェーブといった美容の基礎技術を実技中心で学びます。これらは国家試験に必要なだけでなく、アイリストに求められる手先の器用さや細かな作業の正確さにも直結する重要な技術です。
また、カラーやパーマに使用する薬剤の仕組みを理解することは、まつげパーマなどの施術にも生かせます。基礎技術をしっかり身につけることで、サロンワーク全体の流れを把握しやすくなり、現場での対応力が向上します。こうした基礎の積み重ねが、卒業後の技術の伸びにも大きく影響します。

まつ毛施術に活かせる解剖学・素材知識

まつげ施術では、目元の構造や毛周期を理解するための基礎的な解剖学が必要です。美容学校では、まつげの成長サイクルや負担がかかりやすい部位などを学び、安全な施術につなげます。
また、シルクやミンク、フラットラッシュといったエクステ素材の特徴や安全性、装着後の持続性に関わる知識も重要です。素材の違いを理解することで、お客様の毛質や希望に合わせた提案ができ、デザインの幅が大きく広がります。トラブル防止にも役立つ知識です。解剖学と素材理解を組み合わせることで、より高度で的確な施術が可能になります。

施術に関する実技授業

実技授業では、手元コントロールや視野の確保、衛生管理などを学びます。ツイザー(専用のピンセット)の持ち方や人工まつげの装着練習、グルーの使用方法など基礎から応用まで段階的に習得します。
アイリスト志望者は、まつげの状態を正確に見極める力やデザイン調整力も養うことができ、サロン現場で求められる実践力の向上につながります。多様なお客様を想定した練習を行うことで技術の幅が広がります。実技授業を積み重ねることで、自信を持って施術に向き合える確かな技術が身につきます。

接客マナー・カウンセリング技術の基礎

アイリストは技術者であると同時に、お客様の希望を正しく把握し、安心して施術を受けてもらうためのコミュニケーション力が必要です。美容学校では、カウンセリングの進め方やデザインの聞き取り、リスク説明など信頼につながる対話力を学びます。
また、言葉遣い、姿勢、所作といった基本的な接客マナーも重要な学習内容です。お客様と長く向き合う職業だからこそ、こうした力は満足度やリピート率に直結します。これらは、働くうえで欠かせない基礎力です。接客マナー・カウンセリング技術のスキルを磨くことで、お客様との信頼関係を築けるアイリストへと成長できます。

サロンワーク実習

サロンワーク実習では、実際のサロンに近い環境で接客、施術準備、予約管理、衛生管理など幅広い業務を体験します。学校で学んだ技術や知識をどのように実務で活かすかを理解でき、即戦力として働く力が養われます。
また、実習を通して自分の強みや課題を把握できるため、卒業後の成長にもつながります。サロンの雰囲気や仕事の流れを体験することで、より具体的な働くイメージを持てる点もメリットです。

アイリストとして役立つ民間資格

美容師免許に加えて、まつげ施術に特化した民間資格を取得すると、技術証明やキャリアの幅が広がります。ここでは、アイリストで役立つ民間資格をいくつか紹介します。

JEAまつ毛エクステンション技能検定試験

日本アイリスト協会(JEA)が実施する代表的な検定で、まつ毛エクステの基礎から応用まで幅広く学べる資格です。
衛生管理・装着技術・デザイン構成を体系的に身につけられるため、初心者のスキルアップやサロン就職を有利に進めたい人に適しています。段階的にレベルを選べるため、技術の証明としても満足できます。
JEA検定は、安全性の高い施術を学びながら技術証明もできるため、多くのサロンで評価されています。技術の基礎固めをしながら資格として形に残せる点も、大きなメリットといえます。
【JEAまつ毛エクステンション技能検定試験】

対象者まつ毛エクステの基礎〜高度技術を段階的に習得したい人
受験資格3級は満16歳以上(美容師免許不要)/2級・1級は美容師免許保持者または美容学校在学・卒業者
試験内容筆記試験(衛生・技術理論)+実技試験(安全な装着技術など)。級により異なる
受験料3級(会員4,000円/一般6,000円)、2級(会員16,000円/一般22,000円)、1級(会員20,000円)
公式サイトhttps://www.eyelist.or.jp/kenteinew/jea_overview

JEAまつ毛カール技能検定試験

まつげパーマ技術に特化した検定で、ロッド選び、薬剤知識、巻き上げ技術など、カール施術に必要な専門スキルを総合的に学べます。ダメージを抑えた施術、安全性に配慮した工程管理なども理解できるため、まつげパーマメニューを強みにしたいアイリストに最適です。扱えるメニューが増えることで、サロンでの活躍の場をさらに広げられます。
【JEAまつ毛カール技能検定試験】

対象者まつ毛カール(まつげパーマ)の基礎〜応用技術を学びたい人
受験資格満16歳以上(級により美容師免許が必要な場合あり)
試験内容筆記試験(理論・安全衛生)+実技試験(カール施術)など。級により異なる。
受験料3級(会員4,000円/一般6,000円)、2級(会員5,000円/一般8,000円)、1級(会員13,000円/一般16,000円)
公式サイトhttps://www.eyelist.or.jp/kenteinew/jeacurl

JECA|まつ毛エクステンション技能検定試験

一般社団法人JECAが実施する実技重視の検定で、現場で求められる装着技術・グルー操作・デザイン構成を徹底的に学べます。すぐに実践で活かせる内容が多いため、技術の精度を高めたい人、実務に直結する力をつけたい人に向いています。
実技中心で学びたい人にとって、JECAの検定は信頼性の高い資格です。現場力を高めたい人に支持されている実践的な検定です。

JECA|まつ毛エクステンション技能検定試験】

対象者実技重視でエクステ技術のレベルを証明したい人
受験資格美容師免許を有している者、もしくは美容養成校(昼間・通信)に在学中の学生。
試験内容筆記+実技
受験料3級(会員8,800円/一般11,000円)、2級(会員13,200円/一般15,400円)、1級(会員15,400円/一般19,800円)
公式サイトhttps://jeca-eyelash.com/certification-exam

JECA|まつげカール技能検定試験

まつげカールに特化したJECAの資格で、ロッド選択、薬剤理解、毛流れ形成、デザイン調整などの専門技術を深く習得できます。持続性の高い仕上がりやダメージを抑えた施術を実現するための技術を学べる点が魅力です。
施術を自分の強みにしたいアイリストにとって、取得価値の高い検定です。まつ毛カール施術の人気が高まるなかで、技術証明として差別化にもつながる資格です。
【JECA|まつげカール技能検定試験】

対象者まつげカールのプロ技術を証明したい人
受験資格満16歳以上、美容師免許保持者または美容学校在学者(級により異なる)
試験内容筆記+実技
受験料初級(会員6,600円/一般8,800円)、中級(会員8,800円/一般11,000円)、上級(会員9,900円/一般12,100円)
公式サイトhttps://jeca-eyelash.com/perm-exam

検定試験 プロアイリスト検定®

プロアイリスト検定®は、まつ毛エクステ施術の基礎から応用までを総合的に評価する実践型の資格です。デザイン設計、衛生管理、トラブル対応など、サロンワークに必要な技術を幅広く習得できます。
技術証明としても強力で、初心者から経験者までステップアップに活用できます。多角的に技術を磨きたい人、サロンで強みを作りたい人に向いている資格です。習得できる技術範囲が広いため、長期的に活躍できるアイリストを目指す人に最適です。確かな技術力を求められるサロンでも、取得者は高い評価を受ける傾向があります。
【検定試験 プロアイリスト検定®】

対象者安全性と高度な施術技術を持つプロアイリストとして認定されたい人
受験資格会員であること(受験申し込み時に登録可能)
試験内容学科または実技。級により異なる
受験料学科5,500円
実技7,700円
公式サイトhttps://www.eyelash-exte.jp/exam

アイリストの資格取得前に高校生ができる準備

アイリストを目指す高校生は、早い段階から学校見学や情報収集を進めることが重要です。将来の働き方を考え、必要な資格や学べる内容を把握しておくと、進路選択の幅が広がります。

学校見学やオープンキャンパスに参加する

美容専門学校はそれぞれ特徴が異なるため、実際に足を運んで学校の雰囲気や設備を確かめることが大切です。オープンキャンパスでは、授業体験や施設見学、在校生との交流を通して、学習環境やサポート体制を具体的に知ることができます。
まつげに関する実習設備が整っているか、教員の指導スタイルが自分に合うかなど、パンフレットだけでは分からない情報を得られる点が大きなメリットです。また、個別相談で入試や学費、資格取得のサポート内容を詳しく聞けるため、オープンキャンパスに参加すると不安や疑問を解消できます。
複数の学校を比較することで、自分に合った環境を見つけやすく、進学後のミスマッチも防げます。高校生のうちに見学を重ねると、進路決定の精度が高まるため、ぜひオープンキャンパスに参加することをおすすめします。

アイリストとしてどんな仕事をしたいかを考える

アイリストと一口にいっても、サロンの雰囲気や提供メニューによって求められるスキルや働き方は大きく異なります。そのため、高校生のうちから「どんなサロンで働きたいか」「どのメニューを極めたいか」など、自分の将来像を具体的に思い描くことが重要です。
たとえば、まつ毛エクステを中心にしたいのか、まつげパーマを強みにしたいのか、トータルビューティーを提供したいのかによって、選ぶべき学校や必要な設備も変わってきます。また、自分の性格や得意分野を踏まえて働き方を考えることで、より理想に近い進路選択が可能になります。
将来像が明確になるほど、学ぶべき内容や資格取得の意欲も高まり、専門学校入学後の成長にもつながります。自分の理想を言語化しておくことは、学校選びや説明会での質問内容にも役立ちます。やりたいことが整理されるほど、実際の学びにも主体性を持って取り組めるようになります。

資格取得ルートや学校のカリキュラムを比較する

美容師免許を取得するまでのルート、学校ごとのカリキュラムの違いを理解しておくことは、進路選択でとても重要です。昼間課程・夜間課程・通信課程のどれを選ぶかによって、学べる実習量や通学方法、学費、生活との両立のしやすさが変わるため、自分の生活スタイルに合う学び方を検討する必要があります。
また、まつげメニューに力を入れている学校かどうか、実技の時間がどれだけ確保されているか、現場実習やサポート体制は充実しているかなど、細かなポイントを比較することも大切です。学校によってはアイリスト向けの授業や検定対策を強化している場合もあるため、資料だけでなく実際の説明会で確認すると理解が深まります。
複数校を比較して検討することで、後悔のない進路選択ができます。早い段階から情報を集めることで、たくさん選択肢をもてるため、今からでも少しずつ準備を進めましょう。

アイリストになるには「横浜ベルエポック美容専門学校」がおすすめ

アイリストを目指す人にとって、美容師免許の取得と実践的な技術習得は重要です。横浜ベルエポック美容専門学校は、まつげ分野に力を入れた授業や最新設備が整っており、基礎から応用まで丁寧に学べる環境が整っています。
現場経験が豊富な講師陣が指導を行うため、実際のサロンワークに直結するスキルを身につけやすく、就職サポートも充実している点が特徴です。また、ヘア・メイク・ネイルなど幅広い技術にも触れられるため、トータルビューティーの視点を持ったアイリストを目指すことができます。
学校の雰囲気や授業内容を直接体験できるオープンキャンパスも開催されているため、アイリストを目指す方は参加をおすすめします。

まとめ

アイリストを目指すためには、美容師免許の取得と専門的な技術習得が重要であり、進路選択では学校の特徴や学習環境をしっかり理解することが大切です。実習設備やカリキュラム、サポート体制を比較し、自分に合った学び方を選ぶことで、将来の働き方がより具体的になります。
まつげ技術を強化したい人は、横浜ベルエポック美容専門学校のように実践的な授業が充実した環境がおすすめです。気になる人はオープンキャンパスに参加して、学校の雰囲気を確かめてみてください。

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