美容師はきついって本当?進学前に知っておきたい実態

美容師に興味はあるものの、「きつい」「やめておいたほうがいい」という声を聞いて、不安を感じている方もいるでしょう。しかし美容師は、大変な面もあるものの、それ以上にやりがいを感じられる仕事です。
本記事では、美容師がきついといわれる理由や実態、やりがいやメリット、きつさを乗り越える方法を解説します。

美容師がきついと思う瞬間は?

美容師は、体力面や収入面で負担を感じやすい仕事です。しかし、どの課題にも向き合い方や対策があります。ここでは、美容師がきついと感じやすい6つの瞬間について解説します。

1.労働時間が長く体力的に大変

美容師は立ち仕事が中心で、営業時間の前後には準備や片付けもあるため、体力的な負担を感じやすい仕事です。営業後に技術練習やミーティングが行われるサロンもあり、慣れるまでは大変に感じることもあるでしょう。
一方で、近年は働き方改革を進める美容室も増えており、営業時間内に練習時間を設けたり、完全週休2日制を導入したりするサロンもあります。自分に合った職場を選ぶことで、無理なく働きやすい環境を見つけやすくなっています。
また、技術が身につくほど、お客様を担当できる機会も増えていき、お客様から直接お礼を言ってもらえる機会も増えていきます。成長を実感しやすいことは、美容師ならではのやりがいといえるでしょう。

2.アシスタント時代の給料が低い

美容師の給料は経験を積むほど上がっていきますが、アシスタント時代の水準は控えめです。厚生労働省の調査では、経験1年目の美容師の月給は21万円前後が目安とされています。さらに、練習用のウィッグやシザーが自己負担になる場合もあり、出費がかさみやすくなります。
しかし、経験を積んでスタイリストへ昇格すれば給与が上がり、歩合給によって成果がそのまま収入に反映されます。就職前にサロンごとの給与体系を確認しておくと、将来の見通しを立てやすくなるでしょう。

3.立ち仕事で体への負担が大きい

美容師は立ち仕事が中心のため、最初は足の疲れや腰・肩への負担を感じることがあります。また、シャンプー剤やカラー剤を扱う機会が多く、手肌のケアも大切です。一方で、近年は手袋着用を推奨するサロンや、働きやすい環境づくりに取り組む職場も増えています。経験を重ねることで、負担の少ない姿勢や動き方も身につき、無理なく長く活躍している美容師も多くいます。

4.技術習得のための練習が必要

美容師は、流行の変化に合わせて学び続ける必要がある仕事です。新しいヘアスタイルやカラー、薬剤の知識にも対応するため、アシスタント時代はスタイリストデビューを目指して営業後に練習を重ねます。仕事のあとに練習時間も必要になるため、負担を感じることもあるでしょう。

ただし、目標を持って練習を積み重ねれば、技術は少しずつ身についていきます。教育カリキュラムが整った環境を選び、疲れをためこむ前に休息を取ることが、無理なく技術を伸ばすうえで大切です。

5.人間関係や接客ストレスがある

美容師は、お客様との会話やスタッフ同士の連携など、人との関わりが多い仕事です。そのため、相手に合わせたコミュニケーションや気配りが求められる場面もあります。一方で、お客様から感謝の言葉をもらえたり、スタッフと協力してサロンをつくり上げたりできることは、美容師ならではのやりがいです。サロンごとに雰囲気や働き方も異なるため、自分に合った環境を選ぶことで、安心して働きやすくなるでしょう。

6.休憩時間が不規則になりやすい

美容師はお客様対応を優先する仕事のため、日によっては休憩を取るタイミングが変わることがあります。特に予約が多い日は忙しく感じる場面もありますが、近年はスタッフの働きやすさを重視し、休憩時間を確保しやすい体制づくりに取り組むサロンも増えています。また、営業後の練習やミーティングを通して技術力を高められることは、美容師として成長につながる経験のひとつです。

美容師の働き方の実情

美容師の働き方はサロンの営業に合わせて決まるため、一般的な会社員とは1日の流れが異なります。ここでは、美容師の1日のスケジュールや労働時間、休日について解説します。

美容師の1日の流れ

美容師の1日の流れの一例は以下のとおりです。

  • (9:00ごろ)出勤・開店準備
  • (10:00ごろ〜)営業開始・施術サポート
  • (交代制で取得)休憩
  • (〜19:00ごろ)午後の営業・接客対応
  • (19:00〜20:00ごろ)閉店作業
  • (20:00以降)技術練習・自主トレーニング

営業時間の前後にも準備や練習の時間があるため、1日の拘束時間は長くなる傾向にあります。一方で、練習を重ねることでできる技術が増え、お客様を担当できる幅も少しずつ広がっていきます。

美容師の労働時間

美容師の月間労働時間は、全国平均でおよそ175時間です。月の勤務日数を24日前後とすると、1日あたりはおよそ7時間半で、一般的な会社員と変わりません。ただし、営業時間のほかに開店前の準備や閉店後の片付け、練習も加わるため、実際の拘束時間は長い場合もあります。
近年はフレックスタイム制を取り入れたり、予約の少ない日に早めの退勤を認めたりするサロンも増えているため、労働時間は職場によって差があります。

美容師の休日

美容師の休日は、月6〜7日程度が一般的です。週1回の固定休に隔週でもう1日が加わる形が多く見られます。定休日は月曜や火曜が多く、土日祝は基本的に営業日です。お盆やゴールデンウィークなどの繁忙期は出勤が増え、時期をずらして休暇を取る美容室もあります。ただし、近年は完全週休2日制やリフレッシュ休暇を取り入れるサロンも増えています。

また、美容師の働き方は、サロンによって少しずつ違います。実際の1日や仕事の様子をより詳しく知りたい方は、美容師の働き方がわかるデジタルパンフレットもあわせて確認してみてください。

美容師のやりがい

美容師は大変な面がある一方で、やりがいが大きい仕事でもあります。お客様の変化や感謝の言葉から、達成感を得られる場面は少なくありません。ここでは、美容師が感じるやりがいを4つ紹介します。

お客様に感謝されることで達成感を得られる

美容師のやりがいの一つに、お客様から感謝されたときに得られる達成感があります。きれいになった自分に気づいてもらえたり、要望以上の仕上がりに喜んでもらえたりすると、役に立てた実感がわいてきます。お礼の言葉を直接もらえたときは、自分の頑張りが届いたと感じられるでしょう。
言葉がなくても、次回に指名で来てくれたときは、満足してもらえたサインと受け取れます。お客様の笑顔は、次の仕事への意欲にもつながっていきます。

外見の変化を通して気持ちまで前向きにできる仕事

美容師は、外見を整えるだけでなく、お客様の気持ちまで前向きに変えられる仕事です。仕上がった髪を鏡で見て、新しい自分の姿に表情が明るくなる瞬間に立ち会えます。七五三や成人式、結婚式など、人生の節目を彩る場面にも関われます。
地元で長く営業するサロンでは、親子2代で通うお客様や、長く付き合いの続くお客様も少なくありません。一度きりの接客ではなく、お客様の歩みに長く寄り添える仕事といえます。

努力が評価されやすい

美容師は、努力や実力が評価につながりやすい仕事です。指名の数や売上を通して、サロンにどれだけ貢献できているかがはっきりと見えます。お客様から指名をもらえたときは、技術や接客が認められた手ごたえを感じられるでしょう。
昇格や昇給など、評価がわかりやすい形で返ってくることも励みになります。歩合制を取り入れる美容院も多いため、指名客を増やすほど収入の伸びにつながっていきます。

自分の成長を実感しやすい

美容師は、自分の成長を実感しやすい仕事です。シャンプーやカット、カラーなど、日々の仕事や練習を重ねるなかで、できることが少しずつ増えていきます。技術の上達は目に見える形で表れるため、自分の伸びをはっきりと感じ取れるでしょう。
先輩からの評価やお客様の反応も、成長を確かめる手がかりになります。技術はもちろん接客力や提案力も高まり、努力がそのまま成長として返ってくる点にやりがいを感じられます。

美容師を目指すメリット

美容師にはやりがいに加えて、進路として選ぶメリットもあります。手に職がつき、努力が収入や働き方の自由度に結びつくため、長く活躍しやすい仕事です。美容師を目指すメリットについて、以下で詳しく解説します。

手に職がつく専門職である

美容師は、国家資格の美容師免許を取得して働く専門職です。免許を取るには専門的な学びと国家試験の合格が必要で、取得すれば生涯にわたって有効な資格になります。カットやカラー、スタイリングといった技術は、一度身につければ年齢を重ねても自分の力で働き続けられるでしょう。
美容師は感性や人との関わりが欠かせず、機械に置き換えられにくい仕事です。身だしなみを整えたいという需要は景気に左右されにくいため、専門職として長く安定して働きやすい仕事といえます。

努力次第で収入アップが可能

美容師は、努力や実力が収入にそのまま反映されやすい仕事です。多くのサロンでは固定給に歩合制を組み合わせているため、指名や売上が増えるほど毎月の給与に上乗せされていきます。技術や接客を丁寧に磨いて指名してくれるお客様を増やせば、努力したぶんが数字となって返ってきます。
実力が評価されれば昇給や昇格にもつながり、基本となる収入も段階的に上がっていくでしょう。成果が目に見える形で実感できるため、次の目標にも前向きに取り組めます。多くのお客様に選ばれる人気のスタイリストになれば、平均を上回る収入を目指せる可能性もあります。

独立・フリーランスなど働き方の自由度がある

美容師は働き方の自由度が高い職種です。キャリアの初期は、サロンに雇用されて働くのが一般的ですが、経験を重ねたあとには独立やフリーランスの選択肢もあります。独立して自分の店を構えれば、コンセプトや内装、メニューの価格、サービス内容まで、思いどおりに決められます。
また、店舗を持たずに、ほかのサロンの席を借りて働くフリーランスという形もあるため、勤務する場所や時間を自分で組み立てやすくなるでしょう。雇用、独立、フリーランスといった選択肢から、自分の希望やライフスタイルに合う働き方を選んでいけます。

美容師の「きつさ」を乗り越える方法

美容師の仕事には、体力面や人間関係などで負担を感じる場面もあります。しかし、職場の選び方や体調管理、整った指導体制によって、負担をやわらげることは可能です。ここでは、美容師のきつさを乗り越える方法を3つ紹介します。

自分に合った職場選びが負担を大きく左右する

美容師が感じるきつさは、仕事内容だけでなく、自分に合った職場を選べるかどうかでも変わります。待遇や人間関係に無理があると、疲れやストレスがたまりやすくなります。反対に、自分に合う環境であれば、同じ仕事でも前向きに続けられるでしょう。
なかでも最初に勤めるサロンは、美容師としての基礎や働き方が身につくため、その後の続けやすさを左右します。進学先を決める段階で就職サポートが充実した学校を選んでおけば、自分に合うサロンと出会いやすくなります。

日々の体調管理が働きやすさにつながる

美容師は立ち仕事に加えて薬剤に触れる機会も多いため、体の負担をためこまない工夫が欠かせません。腰痛や肩こりを防ぐには、十分な睡眠、バランスのよい食事、適度な運動を意識することが基本です。睡眠はできるだけ同じ時間に取り、7〜8時間を目安にするとよいでしょう。
施術の合間に肩や腰を軽く伸ばしたり、こまめに保湿したりすることも負担の軽減につながります。心の疲れをため込まないよう、趣味や会話で気分を切り替える時間も大切にしましょう。

指導体制が整っていると負担が軽減される

指導体制が整った職場では、美容師が感じる負担もやわらぎやすくなります。技術面でつまずいたときや悩みを抱えたときも、先輩や同僚に相談しやすい環境があれば、一人で抱え込まずにすみます。練習も課題を絞って取り組めるため、上達を実感しながら進めやすいでしょう。
さらに、3年後のデビューなど目標を持って働ける職場なら、苦しい時期も前向きに乗り越えやすくなります。就職先を選ぶ際は、教育制度だけでなく、相談のしやすさまで確認しておくと安心です。

美容師を目指すなら|横浜ベルエポック美容専門学校

美容師を目指すなら、安心して学べて、就職まで支えてくれる学校を選ぶことが大切です。横浜ベルエポック美容専門学校は、現場に近い実習や少人数指導、就職サポートに力を入れています。以下で詳しく紹介します。

現場を想定した授業で働くイメージができる

横浜ベルエポック美容専門学校では、現場を想定した授業を通して、働く姿をイメージしながら学べます。サロンワークの授業は本物のサロンを再現した実習室で行われ、内容も実践的です。接客や会話、施術をまとめて経験でき、現役の美容師から直接アドバイスももらえます。
シャンプー実習では姿勢や力加減、声かけまで学び、有名店での現場実習にも在学中から取り組めます。授業と実習の両面で現場感覚を養えるため、卒業後の働き方をイメージしやすくなるでしょう。

少人数指導で挫折しにくい環境

横浜ベルエポック美容専門学校は少人数制を取り入れており、一人ひとりが挫折しにくい環境を整えています。授業には毎回2〜3人の先生がつき、技術や知識を丁寧に見てもらえます。先生との距離が近く、わからないことをその場で質問できる機会も豊富です。
疑問をそのままにせず学習を進められるため、基礎から応用まで段階的に学べるので、無理なく力を伸ばせます。相談しながら進められる環境なら、一人で悩み込む時間も少ないでしょう。

就職サポートが充実しており将来の不安を減らせる

横浜ベルエポック美容専門学校では、担任とキャリアセンターの両方から就職活動の支援を受けられます。進路の相談を重ねながら自分に合う就職先を考えやすいため、就職後のミスマッチや将来への不安も減らしやすいでしょう。国家試験対策も整っているので、就職活動と資格取得の両方を見据えながら学びを進められます。
横浜ベルエポック美容専門学校の学びや雰囲気をもっと知りたい方は、美容師科の学科ページを確認し、まずはオープンキャンパスに参加してみるのがおすすめです。

まとめ|美容師は不安よりもやりがいのある仕事

美容師には体力面や収入面で大変な部分もありますが、働く環境や日々の工夫によって負担は軽減できます。それ以上に、お客様に感謝される達成感や成長の手ごたえなど、美容師は大きなやりがいを感じられる仕事です。
長く働き続けるためには、最初の進路選びも重要です。気になる学校があれば、資料を取り寄せたり、オープンキャンパスに参加したりすることからはじめてみてください。

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