まつ毛パーマ後のマスカラで注意する点は?おすすめのメイクアイテムも紹介

美容に興味がある方は、まつ毛パーマが終わったあとのマスカラ選びやケア方法などを深く理解したいものです。その背景には、美への関心や美容品選びで失敗したくないといった気持ちがあるためです。

そこで今回は、まつ毛パーマ後のマスカラの選び方や使い方について詳しく解説します。記事内では、マスカラの正しい使い方や適切な製品選びなどの情報も紹介しています。魅力的な目元を目指す多くの女性が「美しさ」を最大限に引き立てられるよう、最新の情報や有用なヒントを紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

まつ毛パーマとは?

まつ毛パーマは、自分自身のまつ毛にパーマをかけるシンプルな美容施術です。まつ毛に自然なカールを加えることで、目元の印象をより美しくしてくれます。まつ毛パーマ後はノーメイク時もまつ毛が上向きになるため、メイク時間が短縮できる点も多くの女性から支持を得ている要因です。

まつ毛パーマは専門的な技術のため、美容師の資格を持ったプロフェッショナルへの施術依頼が一般的です。なお、自己流でまつ毛パーマを試みるのも可能ではありますが、まつ毛を傷つけたりパーマ液が目に入ったりするなどのリスクが伴います。

そのため、安全に美しいまつ毛パーマを楽しむためにも、専門家に依頼することをおすすめします。

まつ毛パーマ後はマスカラをしてもOK?

まつ毛パーマを行ったあと、すぐにマスカラを塗るのはおすすめしません。施術してすぐのまつ毛は非常にデリケートなため、まつ毛が傷んでしまう可能性があるためです。パーマ液によって形状が変えられた「まつ毛」は、毛が一時的に弱体化します。この状態でマスカラを使用すると、まつ毛が負荷に耐えかねて折れてしまうほか、パーマが取れやすくなります。

施術後にマスカラをした場合のまつ毛へのダメージ

施術後にマスカラを使用すると、まつ毛が傷んだ状態になります。理由は、パーマの薬剤によってまつ毛に残る「アルカリ成分」が主な原因です。アルカリ成分はまつ毛の健康に影響を与え、傷みが生じやすい状態に変化させます。

アルカリ成分を完全に酸化させ無害化するには、24時間程度の時間が必要です。まつ毛を健康な状態にするには、ある程度時間が必要な点を留意しましょう。

まつ毛パーマ後のマスカラで注意するポイント

まつ毛パーマが終わったあとのマスカラの取り扱いは、慎重さが求められます。施術直後のまつ毛は非常にデリケートな状態のため、ケア方法やメイクアップアイテムの選択がまつ毛の健康と美しさを左右するためです。

ここでは、まつ毛パーマ終了後のマスカラで注意しておくべき点を解説します。

落としやすいマスカラを使用する

マスカラ選びで大切なポイントは、どれだけ簡単に落とせるかどうかです。マスカラを落とす際に起こる摩擦は、まつ毛に大きな負担を与えるためです。この問題を解決するには、お湯で簡単に落とせる「フィルムタイプ」がおすすめです。フィルムタイプは、こすらずに落とせるだけでなく、まつ毛のカールが崩れにくいといったメリットがあります。

まつ毛が乾燥しないように保湿する

まつ毛パーマ後のケアとして重要なのが「保湿」です。パーマ施術後は、1〜2時間ほどまつ毛が乾燥します。乾燥により弾力性が失われ、まつ毛は切れやすい状態となります。

乾燥したまつ毛の予防には、保湿する美容液やコーティング剤がおすすめです。美容液やコーティング剤は乾燥したまつ毛にうるおいを与え、まつ毛の健康維持に役立ちます。まつ毛パーマ後は、乾燥を防ぐためにも保湿ケアを忘れずに行いましょう。

継続できる価格帯かどうか

まつ毛パーマ後のマスカラ選びにおいて、価格帯は重要なポイントです。マスカラは永久に使用できるものではなく、定期的な購入が必要です。メーカーにより違いはあるものの、多くのマスカラは約1か月で使い切る量で販売されています。

使用頻度にもよりますが、衛生面からみても定期的に買い替えが必要です。たとえば、毎日使用するマスカラであれば3,000円以上する高価なものではなく、2,000円以下のリーズナブルな商品を選ぶのもひとつです。使い続けやすい価格帯であれば、毎月の購入する場合も負担が軽減できます。

マスカラがしっかり落とせるクレンジングを使用する

まつ毛パーマのあとは、マスカラをしっかりと落とせるクレンジングを選ぶことも重要なポイントです。なぜなら、マスカラが落ちないとまつ毛に負担がかかりダメージを受けてしまうためです。

商品としては、高い洗浄力があるオイルクレンジングがおすすめです。オイルクレンジングは、メイクや皮膚の汚れを落とす能力があります。そのため、まつ毛パーマ後のマスカラの除去には最適な選択といえるでしょう。

まつ毛パーマ後のマスカラ|おすすめのメイクアイテム

まつ毛パーマ後のケアは適切なアイテム選びをすることで、より一層魅力的な目元を演出できます。ここでは、まつ毛パーマ後におすすめのメイクアイテムをご紹介します。

それぞれのアイテムがまつ毛パーマ後のケアに役立つのか、その特徴と使い方を詳しくみていきましょう。

お湯を使って落とすフィルムタイプのマスカラ

フィルムタイプのマスカラの特徴は、水や汗に強いことです。水や汗に強いため、一日中美しいまつ毛を維持できます。さらに、お湯で簡単に落とせるため、まつ毛への負担軽減も可能です。

おすすめの商品は、「ロングタイプ」・「ボリュームタイプ」の2種類です。ロングタイプは、パーマによってカールしたまつ毛をさらに長く見せる効果があります。自然ながら、存在感のあるまつ毛にしたい方におすすめです。

ボリュームタイプのマスカラはまつ毛を立体的に見せる効果が期待できるため、目元全体を引き立てられます。ボリュームタイプのマスカラは自分の好みや、求めるまつ毛のイメージに合わせて選ぶとよいでしょう。

美容成分が配合されたマスカラ

美容成分が豊富に配合されたマスカラは、まつ毛パーマ後のケアに有用です。理由は、美容成分がまつ毛の保護や健康維持に大いに役立つためです。なかでも、まつ毛パーマ後のケアにはパンテノール配合のマスカラがとくにおすすめです。パンテノールは保湿効果の高さと評判で、成分がまつ毛に深く浸透しハリとうるおいを与えます。

まつ毛パーマと相性のよいロングタイプマスカラ

まつ毛の短さに悩んでいる方は、ロングタイプのマスカラを推奨します。パーマ自体にまつ毛の長さを伸ばす効果はありません。それゆえ、ロングタイプのマスカラを使用すれば効果的な仕上がりが期待できるでしょう。

また、このタイプのマスカラはまつ毛を自然に長くみせる効果と、カールをキープする特徴も持ち合わせています。このように、まつ毛パーマと相性のよいロングタイプのマスカラは有用なアイテムとなります。

まつ毛パーマがきれいに見えるコーティング剤

まつ毛パーマのコーティング剤は、パーマをより美しく持続するための必須アイテムです。これは、乾燥や皮脂によりパーマが取れやすくなる状況を防ぐためです。

また、コーティング剤の多くは美容成分が配合されており、まつ毛美容液との併用により、まつ毛の健康促進が期待できます。これらの美容成分は、まつ毛にうるおいを与えるだけでなくハリとコシを保ちます。

以上のようにコーティング剤は、まつ毛パーマの持続性を高めるために欠かせないアイテムといえるでしょう。

まつ毛パーマ後のマスカラを落とす際におすすめのクレンジングアイテム

適切なクレンジングアイテムを使用すれば、まつ毛に負担をかけず、美しいまつ毛を長期間キープできます。ここでは、まつ毛パーマ後におすすめのクレンジングアイテムを紹介します。

クレンジング剤が含まれているコットンやシート

まつ毛パーマ後のメイク落としには、クレンジング剤が含まれているコットンやシートが有効です。これらのアイテムにはクレンジング剤がすでに染み込んでいるため、洗い流す手間が不要で手軽に使用できます。

メイクが手軽さに落とせるのは、忙しい日々を過ごす方にとって大きなメリットです。使用方法は、シートを一枚取り出して目元に当ててやさしく拭き取るだけです。

洗浄力の強さが魅力のポイントリムーバー

ポイントリムーバーの最大の魅力は、高い洗浄力です。マスカラを塗ったまつ毛に対してポイントリムーバーは塗りやすく、なじませやすいのが特徴です。

使用手順は、まず洗顔料などで全体のメイクを落とします。次に、リムーバーをまつ毛の根本からなでるようにマスカラを落とします。このとき、リムーバーをまつ毛全体に塗布し、やさしくなじませることが重要です。

一度でマスカラを落とし切れない場合は、この手順を繰り返します。まつ毛に負担をかけないように、力を入れずに落としましょう。

まつ毛パーマ後のマスカラを上手に落とすクレンジング方法

施術後のまつ毛は、デリケートな状態です。そのため、無理な力や不適切なクレンジング方法は逆にまつ毛を傷つけ、美しいパーマが維持できなくため注意が必要です。ここでは、まつ毛パーマした後のマスカラを上手に落とすクレンジング方法を紹介します。

目元と顔はわけてクレンジングを行う

顔全体のメイクを一度に落とすと、つい強くこすってしまいがちです。これは、デリケートなまつ毛に対して過度な負担をかけ、結果的にまつ毛を傷つける可能性があります。

そのため、まずは顔全体のメイクを落とし、そのあとにマスカラだけをゆっくりと丁寧に落としましょう。これにより、まつ毛を傷つけることなく美しいまつ毛パーマを長持ちできます。

ポイントメイクリムーバーは適量を守る

ポイントメイクリムーバーは特殊なクレンジング製品であり、ほかの商品よりも洗浄力の高さが魅力です。その特性から、顔全体に使用すると皮膚への刺激が強くなるため、適量を守る必要があります。

マスカラ専用のポイントメイクリムーバーを使用する際は、まずコーム型のアプリケーターでまつ毛に適量を塗布します。そのあとに、コットンやシートでゆっくりと拭き取れば完了です。

マスカラ専用のポイントメイクリムーバーは、マスカラ落としに特化している商品です。したがって、ほかの箇所への使用は控えましょう。

なかなか落ちないマスカラは綿棒を使用する

マスカラがなかなか落ちない場合は、綿棒の使用をおすすめします。綿棒を使うと、細かな部分まで綿密にクレンジングできます。具体的な方法としては、まずポイントリムーバーを綿棒に適量含ませます。その後、まつ毛をそっとなでるようにしてマスカラを落とします。このとき、力を入れすぎずないようにしましょう。落ちたマスカラは、目元に当てたコットンで受け止めます。

まとめ

今回は、まつ毛パーマ後のマスカラ選びやケア方法、メイク落としに適したクレンジング方法などについて解説しました。まつ毛パーマの施術後にマスカラを使用してよいのか否か、また適切なケアとメイクアップアイテムについても紹介しました。紹介した商品は、パーマ後のまつ毛の健康を維持し、長期間にわたって美しいまつ毛を維持するための有用なアイテムばかりです。 現在、まつ毛パーマ後のマスカラでお悩みの方は、今回の情報をぜひ参考にして素敵な目元を演出してください。